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Wen Yourou

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温 又柔(オン・ユウジュウ)
日本

1980年台湾・台北生まれ。両親は共に台湾人。父の日本赴任に伴い3歳のときより東京在住、現在に至る。2009年「好去好来歌」で第33回すばる文学賞佳作受賞。デビュー以来、台湾籍の日本語作家という立場を自覚し、国籍(台湾)と国語(日本語)という2つ「国」の間にある自身の位置を見定めながら、言葉とアイデンティティーの関わりをテーマに創作を行っている。日本語、中国語、台湾語を織り込んだ自身のテキストを、朗読をとおして表現する活動にも意欲的。著書に『来福の家』(集英社)。
2011年より、白水社Webサイトにて自身の来歴を軸としたコトバを巡るエッセイ「失われた〈母国語〉を求めて」連載中。
http://www.hakusuisha.co.jp/essay/bokokugo.html
2013年、高山明率いるPortBによる『東京ヘテロトピア』(F/ T13)では、監修者・管啓次郎のもと、小野正嗣、木村友祐と共にテクスト執筆者として参加。
2014年、音楽家・小島ケイタニーラブとユニット「ponto」を結成。書店「SUNNY BOY BOOKS」(東京・学芸大学)での「mapo de ponto -言葉と音の往復書簡-」をはじめ、学校や書店、美術館などを舞台に演奏×朗読のコラボレーションによるパフォーマンスなどを行う。
http://www.sunnyboybooks.com/event/mapo-de-ponto-season2/